続ける事と同じくらいやめる事も大事にしたい

20代も終わりの頃。漫画を描けなくなってしまった理由は仕事が忙しいからだと考えて、自分を納得させていた時がある。あと歳をとって少女漫画でデビューするのももう難しいということも、挑戦しにくい理由として数えていた。(当時は30過ぎると難しいという暗黙の空気が漂っており、SNS漫画の流れもまだ無かった)

今の自分がその場にいたら後ろからハリセンしてやりたくなるだろうが、その時は仕事に追われることも、年齢を重ねてしまった事も仕方のない事だと思っていた。そうして皆諦めるし、年相応の生き方があるだろうと。でもそれは表面だけの理由で、本当はただ漫画を描かないための言い訳を探していただけだった。

今はまだ描いている。もうちょっと上手くなりたいと毎日思っている。力不足な事も打ちのめされる事も山ほどある。むしろそっちの方が多い。

やめるに至る理由も、探そうとしなくてもゴロゴロ出てくる。家庭のこと、仕事のこと、体力も免疫力も落ちてゆくこと。今描くのをやめても、何人かの方は惜しんでくれるかもしれないが、いずれそれが普通になり、私の描いたものもインターネットの海底に沈んで見えなくなる。それはそれで自然な成り行きだと思う。

ただ私がもうおしまいにしようと思うなら、それなりに納得できることが必要だ。誰かではなく、私自身が納得できることが。もうこれ以上できない、というものを描いても描かなくてもいい。「私はやった。だからもうこれでいい」と思えることが必要だ、と思う。

そう思うことがこないならやり続けたらいいし、きたのなら、おしまいにするのも大事だと思う。周りに流されて続けるのとは違う、自分なりの覚悟を決めた続け方をすること。納得できたなら、やめるのもありだ。別のことにチャレンジすることだって出来るしね。

今日考えた事でした。

灼熱の

コカコーラの自販機アプリ(ポイント貯めると一本サービスされたりするやつ)をようやく入れたので、仕事行きがけに試してみようと思ったらメンテナンス中で使えなかった。。せつない。アプリ入ってるのを忘れて普通に買いそう…。

リハビリのため、汗をかきながら坊と出かけて、施設内の機械で検温したら坊が39.5度で仰天する。この暑い中、外装が真っ黒の車椅子で移動したらここまで熱くなるのかと驚いた。しばらく間をおいたら下がったので良かった。

おお振り35巻

35巻出てまだ高校一年生やってる、で先日バズってたおお振りの新刊を買った。ずっと追いかけていて、折に触れて読み返す作品。

ひぐちアサ先生は初期の頃から一生描いていたいと仰られていたので、正直こちらも一生読み続ける気持ちで買っている。むしろ読んでたら、ここまで西浦メンバーや親御さんや他校の選手コーチ陣の心情まで細やかに描いて、今日も埼玉で皆練習してそうなくらいリアルな野球部1年目冬までをよく35巻にまとめたな〜くらい思っている。濃密な35巻ですよ。

ハマらない人には長いのかもしれないが、私は大歓迎。これからもおおいに楽しみです。(という人が全国に沢山いるはずだ)

今日は坊の用事でほとんど作業できなかった…。明日からまた仕事もあるし、少しでも時間とれる時をしっかり生かして描かねば。